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2007年 02月 12日
先日ある犬雑誌の取材を受けた。 その中でカヌー犬の訓練法(僕は特別そんなことはしなかったけれど・・・)についての話になった。 そもそもカヌー犬なるものは、かの野田知佑氏とガクの活躍が発祥だというのは言うまでも無い。氏の著作の中でもカヌー犬が話題になるにつれて、あるペットショップでは「カヌー犬をください・・・」などというトンチンカンな客がいたという話が紹介されている。 我が家のケビンは生後6ヶ月で始めてカヌーに乗った。 当時乗っていたのはファルトボートの二人艇だった。6ヶ月の仔犬が狭いコックピットにちょこんと座ってなかなか可愛らしかった。 その時、少なくとも僕はある程度のカヌーを漕ぐ技術を持っていて、水の上で不安な気持ちを持つことなくパドルを握っていた。 おそらくケビンも「・・・ぐらぐらしてちょっと変な感じだけど父さんと一緒だからマァしょうがないか・・・」というような気持ちだったと思う。そしてこの乗り物に乗ってしばらく我慢すると広い河原で思いっきり走り回って、大好きな水遊びが出来る事を覚えていった・・・。 そうこうするうちに家族みんな揃ってカヌーに乗ることが楽しくなっていった。 だけど、のんびり景色を楽しみながらウトウトしていてもルークがウロチョロうるさいので出来ればちびっ子犬達は居ない方がうれしい。 だけどルークとクレアがカヌーに乗っていない時は少し激しいコースに行く時なのでのんびりしては居られないけれどホワイトウォーターも嫌いではなくなってくる・・・ ・・・ケビンの気持ちはおそらくそんな感じだったと思われる。 そもそも犬にとってカヌーなんかに乗ること自体不自然だし、彼らにしてみればただただ人間について行きたいというイジらしい気持ち以外カヌーに乗る動機はありえない。 その時、一緒に居る人間が不安な気持ちを持っていたり、犬を乗せることに自信が無ければどんな犬であっても“カヌー犬”という犬種?になることは難しいのだと思う。 僕にとっても、犬たちと一緒にカヌーに乗ることが自分だけで乗るよりもはるかにオモシロい状態だったので、カヌーに出かける回数も自然と増えた。結果、操艇技術も自分だけで乗るよりも少しはマシになったと言っていいだろう。犬たちに感謝である。 ・・・カヌーの中でじっとしているように。とか、“よし”と言うまではカヌーから降りないように。 など必要なコマンドはあるが、これくらいはカヌー犬に限らず必要なこと。 ・・・泳いでいる人を助ける。とか、落ちたパドルをレトリーブする。 というようなことになると、これは水難救助犬の仕事なので一概に必要ないとは言えないけれど、現実のカヌーシーンでは犬にそんな事をさせることは無い。まぁ指鉄砲に「バ~ン」でゴロン・・・のようにそれが出来たら場が和む瞬間芸のようなものだろう。 カヌー犬の訓練法というものがあるとしたら、まず人間がカヌーを楽しむ気持ちに嘘がないということが不可欠でそれが唯一の方法なのだと思う。
by kevipa33
| 2007-02-12 23:33
| 犬のこと
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