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2011年 03月 18日
大震災の発生から一週間が経つ。 3月11日当日、僕のいる群馬県でも震度5強。 「・・・!!!・・・えらい事になった・・・」と、まるで生きもののように飛び跳ねる駐車場の車を見ながら思った。 その後のテレビ報道から知る津波被害の惨状・制御不能になった原発・ライフラインや物流の滞り・避難所の人たちの大きな悲しみ・・・物不足と過剰な焦り・交通機関の乱れ・計画停電・・・ 自然界の一瞬の出来事が、たくさんの人間の命を奪い今までの生活を一変させることになる。 今回の地震の威力は想像を絶する規模だった。 過去の教訓に基づいて作られた10メートルの防波堤を大津波が軽々と乗り越えた。 自然の猛威の前で人間はどうしようもなく無力だ。 「自然から学ぶ」とはどういうことか? 平安時代の陰陽師は、皆既日食などの自然現象をみて、何か良からぬ事が起こる予兆であるととらえた。 自然に対して人間がこれほど無力だと思い知らされたいま、それを非科学的なオカルト的発想だと見下す事はできない。 平安人は天変地異に対してただ恐れ慄いていたわけではなく、異変をしっかりと見据えて自然とともにどう生きてゆくべきかを見直す絶好の機会だと考えていたのだ。 今、あふれかえる情報の中から、何が有用で何が良からぬものなのかを取捨選択して、それを見極めたうえで、同時代の隣人と痛みを共有してコミュニケーションをとらなくてはならない。 衣・食・住・移動手段・ネットワーク・・・すべての点で自己完結できる実力のある友人は、すでに被災地域に赴いて支援活動を開始している。 いま、できる事は何か? Imagine・・・想像してごらん・・・とジョン・レノンは歌った。 「何かできることがあったら言って下さい・・・」という発想ではなく、何をすればいいのかを想像して実行しなければならない。 いま、自分がしなければならない事は何か? それは何より自分らしさを失わないで、自分自身の生き方について考えること。 なるべく今まででのペースを乱さずに落ち着いて日々を過ごすこと。 それでも、後戻りはできない。 日本には、かつて幾度もどん底から這い上がった経験がある。 これまで厳しい復興をやり遂げた先輩達を見習って、次の時代を切開いてゆく覚悟を持とう。
by kevipa33
| 2011-03-18 08:13
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